愛知県豊川市八幡町のこじま内科クリニック診療TOPICS

診療TOPICS

当クリニックは内科系疾患の診療を中心に行っています。その中でも専門分野である『脳神経内科』についてご案内します。

脳神経内科とは

脳神経内科とは

脳神経内科とは、脳、筋肉、末梢神経といった部位(脳神経系のネットワーク)の病気を扱う科です。

  • 脳に関しては脳梗塞・パーキンソン病・アルツハイマー病など
  • 筋肉では重症筋無力症(厳密には神経と筋肉の繋ぎ目の異常により起こる病気です)・筋炎など
  • 末梢神経では筋萎縮性側索硬化症・糖尿病性神経障害など

が代表的な病気です。

頭痛・めまい・ふらつき・思うように言葉が出ない・もの忘れ・うまく歩けない・手足の脱力や痺れなどの症状がある場合に、脳神経系ネットワークのどこに原因があるかを診断し、適切な治療を行うことが脳神経内科医の役目です。

これらの症状があれば、お早めにご相談ください。

パーキンソン病

パーキンソン病

人が手を動かしたり、考えたり、何かをするときには必ず脳が活動しています。脳のある部位から他の部位に信号を伝えるための神経伝達物質という化学物質が働いていることでなされているのです。

この神経伝達物質は多数あり、その中の『ドパミン』という化学物質が不足することにより起こる病気がパーキンソン病です。

脳内の黒質とよばれる場所で作られるドパミンは年齢とともに自然に減っていきますが、パーキンソン病の患者さんの場合は、健康な人に比べてより速いスピードで減っていきます。まだ原因は分かっていません。

ドパミンは、手足を動かすときにその動きが滑らかになるような調節をしています。それゆえにパ-キンソン病では、動きが遅く鈍くなったり、手足の関節が固くなるような以下のような症状があらわれます。

  • じっとしているときに手足がふるえるようになった。
  • 手足の関節を動かしにくく、体の動きが遅くなった。
  • 体の動きが鈍く・歩きにくくなった。声が小さくなった。
  • 歩き始めると自分では止まれない。歩き始めで足がすくむ。

このような症状がみられるときはお早めにご相談ください。

脳血管障害(脳卒中)

脳血管障害(脳卒中)

脳血管障害(脳卒中)は、がん・心臓疾患・肺炎などについで日本人の死亡原因の第4位です。しかしながら、寝たきりの状態になる原因では第1位です。

多くの介護が必要な状態となりやすい脳血管障害は3つの形に分けられます。それぞれの病気について簡単にお話します。

脳梗塞

脳の血管がつまることでおきる病気です。原因は大きく2つあります。

ひとつは『脳血栓』で、脳の血管の動脈硬化の進行により血管の壁が厚くなり、管である血管の中が徐々にせまくなり、最後には血管がつまることになります。動脈硬化を進めるのは高血圧・糖尿病・高脂血症や高コレステロ-ル血症・喫煙などです。

もうひとつは『脳塞栓』で、主に心臓から血の塊が脳に飛んできて、脳の血管が突然つまることでおきます。急に病状がでることが特徴で、意識がなくなったり麻痺が出たりすることもあります。まさに卒中という言葉があてはまります。

脳出血

脳の血管が破れて脳内に血の塊ができるのが脳出血です。大きさによっては命にかかわる状態となります。

原因の多くは高血圧で、脳出血のおこる場所は4か所と決まっています。最近は高齢者の場合、脳出血が脳の表面または表面下にみられることがありますが、この場合は血圧との関係はありません。急にボンヤリしている、話さなくなったなどの症状がみられます。

クモ膜下出血

脳の血管にできたこぶ(脳動脈瘤)が破れておこる病気です。

突然今までに経験したことのないような激しい頭痛がおきるのが特徴です。その時はできるだけ安静にして、大至急救急車を呼んでください。少ないケ-スですが、急に頭痛がおきてその後に後頸部に痛みが続くときも発病している危険性がありますので、至急医療機関を受診されることをおすすめします。

認知症・もの忘れ外来
頭部CT検査による認知症診断

認知症・もの忘れ外来

認知症は様々な原因でおき、他の病気と同じように早期に治療を始めることで病気の進行を抑えたり、一時的に進行を休止できることもあります。また、原因によっては治療が可能で回復する場合もあります。

認知症に不安を持っている方やそのご家族は多いと思います。当クリニックには豊川市内はもちろん、豊橋市等、近隣市町村からご相談にいらっしゃる患者さまも多くいらっしゃいます。お一人で悩まず、ぜひお気軽にご相談ください。

豆知識 『生理的なもの忘れ』と『認知症による病的なもの忘れ』の違い

『生理的なもの忘れ』は歳をとれば誰にでもおこるもので程度も軽く、じっくりと考えれば思い出すことができます。

『認知症による病的なもの忘れ』の場合、朝食の内容だけでなく食べたこと自体を忘れるなど、体験や出来事を丸ごと忘れてしまいます。自分が病気であるという自覚がなく、どんどん進行して社会生活が不可能になることも特徴です。

今まではふつうにできていたこと(やりなれた仕事や家事など)ができなくなる等の症状が出ます。

50歳から60歳以上の家族の方で、『何だか前と様子がちがう』『妙なことをしているけどなぜ?』と感じたら、認知症の発症を疑った方が良いかもしれません。

認知症(もの忘れ)外来のご案内

脳の萎縮などの病変も見逃すことなく高性度に据える『頭部マルチスライスCT検査』で脳の状態を検査します。所要時間も短く、苦痛もなく受診いただけます。お気軽にご相談ください。

頭痛相談外来

頭痛相談外来

今までの人生で頭痛を感じたことのない方は、まずいらっしゃらないと思います。

頭痛があると、『頭の中に何か異常があるのではないか?』と不安な気持ちになるのは、私も同じです。繰り返す頭痛や長く続く頭痛のある方はなおさらです。

頭痛がひどくて学業や仕事を休んだり、家事や育児ができずに寝込まなくてはならなかったり、このようなことが度々起きるので周囲に理解されにくくお悩みの方もいらっしゃるでしょう。 また、数は少ないですが命にかかわる危険な頭痛もあります。

片頭痛

何らかの原因で、頭の骨(頭蓋骨)などにある血管(動脈)が縮み、その後に血管が広がるときに痛みが出るといわれています。この血管の拍動が伝わるため、ズキズキ・ドクドクと脈をうつ痛みになると考えられています。思春期から20歳代に始まることが多く、特に女性に多いといわれています。強い痛み(頭痛発作)に対する薬の服用法についてはコツがあります。また、最近では片頭痛(予防)に有効な注射薬も出てきました。

緊張型頭痛

首から肩にかけての筋肉の凝りが原因となる頭痛です。常に緊張・ストレスを感じている方や、長時間同じ姿勢で仕事をしている方に多くみられます。男女にあまり差はなく、ほぼ同じ頻度でみられます。

危険な頭痛

一番怖いのは『くも膜下出血』です。突然今までに経験したことのないような頭痛がおきます。その時はできるだけ安静にして、大至急救急車を呼んでください。


こじま内科クリニックではあなたの頭痛の原因を調べ、正しい知識を持ってじっくりと立ち向かって行きたいと考えています。豊橋市や蒲郡市等、近隣市町村から来院される患者さまも増えてきました。頭痛でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

片頭痛(予防)の注射薬

片頭痛予防

片頭痛は予防法が主体となってきています。

片頭痛は脈を打つような痛みが数時間から3日ほど続くことが多いのですが、痛みが起きると吐き気や嘔吐がみられ日常生活に支障がでます。1ヶ月の半分くらい頭痛があり、痛み止めを常に持っている方もいます。

3年ほど前から片頭痛の患者さんに70~80%有効な薬(CGRP抗体薬)が出てきました。当院でも延べ100人近くの患者さんに投与しましたが90%ほどの方に有効でした。

初回2本または1本、その後1ヶ月に1本の皮下注射で、安定的に効果が持続します。

お気軽にご相談ください。

動脈硬化測定(血管年齢)

動脈硬化測定(血管年齢)

動脈硬化とは、血管の弾力性が失われ、硬くなったり血管壁にコレステロ-ルなどが溜まり、血管の内径が狭くなって血液の流れが悪くなった状態を言います。

動脈硬化が進むと、脳出血・脳梗塞・狭心症・心筋梗塞といった命にかかわる病気につながります。最近では日本人の死因の3割は動脈硬化が大きな原因となっています。(脳血管疾患と心疾患)

次のことに思いあたったら、動脈硬化測定を受けられることをおすすめします。

  • 高血圧・高脂血症・糖尿病・高尿酸血症がある。
  • 常にストレスが多い。
  • 足の冷感・しびれ感がある。
  • 喫煙の習慣がある。

この検査は患者さんに負担がかかるものではなく、ベッド上にわずか4分程度休んでいただくだけで終了します。検査結果はすぐに出ますので、その場でご自身の血管年齢を知ることが出来ます。